ホルモンバランス

  1. ニコチン依存症や中毒による健康への影響と禁断症状について

    皆さんは、ニコチンについてどこまでご存知でしょうか。
    「タバコに含まれる有害物質」という認識はあるけれど、一体どのように有害なのかは詳しくは知らないという方も多いかと思います。
    ニコチン=タバコ、タバコ=ニコチンといっても過言ではない認知度のニコチン。
    ニコチンの事を知ることで、タバコについても、なかなか成功できない禁煙の事もわかってくると思います!

    そもそもニコチンとは?

    ニコチンは、タール等と同様、タバコに含まれる有害物質です。
    ニコチンには、タールのように発がん性物質は含まれていませんが、神経系に関する毒性が非常に強い猛毒と云われています。
    ニコチンの毒性は、青酸や害虫駆除に使われる農薬に匹敵するほどともいわれています。
    かつては、ゴキブリやねずみ駆除のための薬として使われていたこともあります。

    ニコチンを摂取し続けると、中枢神経興奮や、抑制作用、血管収縮、心拍数増加などを招く作用があると、云われています。
    心拍数が多くなったり、血圧が高くなると、動脈硬化のリスクが高まります。

    更に、ニコチンには、「ニコチン中毒」と言う言葉があるように、依存性がとても高く、禁煙が難しい大きな要因は、このニコチンによるものと言って良いでしょう。

    1本のタバコにニコチンはどのくらい含まれている?

    タバコに含まれるニコチン量は、パッケージにも記載されていますが、実はこれは、タバコ1本あたりの「煙」に含まれるニコチン量なんです。

    煙に含まれるニコチン量と、タバコ本体に含まれるニコチン量は異なってくるのですが、煙に含まれるニコチン量は記載されていても、タバコ本体に含まれるニコチン量はあまり公にはされていないのが、現実のようです。

    では、パッケージに記載されている「煙」に含まれるニコチン量を見ていくと、1本当たり0.1~2.3mg程度です。

    因みに、「軽い」と云われるタバコは、タバコのフィルターの違いであり、ニコチン含有量はさほど変わらないそうです。

    ニコチンの身体への影響は?

        

    • 心臓・血管への影響
    • ニコチンには、血管を収縮させる作用があります。血管が収縮することにより、血行不良が起き、更に末梢血管への血流が減少していくこと、血圧が高くなります。
      血圧が高くなると、血管はもちろん、心臓への負担も大きくなります。
      また、血行不良から、体温・新陳代謝の低下が起こります。
      喫煙者の方には冷え性が多いのも、ニコチンによる作用が考えられます。

    • 生理不順・肌荒れへの影響
    • ニコチン摂取を続けると、女性ホルモンの分泌を低下してきます。
      過度なニコチン摂取は、生理不順だけでなく、月経が始まる1~2週間ぐらい前からイライラ、腹痛、眠気、頭痛などの様々な症状を引き起こすPMS(月経前症候群)等を引き起こす事もあります。
      生理不順や女性ホルモン分泌の低下が悪化すれば、不妊の原因にも繋がります。

      また、血行や新陳代謝が悪くなることで、身体に栄養や酸素が十分に運ばれなくなり、肌のターンオーバーも崩れてきます。
      タバコには、ニコチンの他にも血中の酸素を酸欠状態にさせる一酸化炭素も含まれているので、お肌の修復機能も低下してきます。

      ニコチンの多量摂取は、女性には、辛いリスクを負うことになります。

    • 妊娠中の影響
    • 妊娠中の喫煙がいけないのは、もはや人としての常識かもしれません。
      では、具体的にどのような悪影響が考えられるのでしょうか。
      ニコチンは、水溶性の為、お母さんが吸ったタバコの中のニコチンが、血液を通り、お腹の赤ちゃんにまで届けられてしまいます。
      前述で述べてきた、劇薬や、農薬並みの猛毒が、まだ形成途中の何の免疫もない赤ちゃんを襲うのです。

      また、出産後もお母さんがニコチンを摂取すると、母乳を介して赤ちゃんがニコチンを摂取してしまいます。
      ニコチン量の多い母乳を与えらた赤ちゃんは、成長の遅れなどが起こると云われています。

    • 動脈硬化から重大病への影響
    • 動脈硬化とは、本来ゴムのような弾力のある健康な血管が、硬くもろくなることです。
      ニコチンは、血液中のコレステロールを酸化させ、善玉コレステロールを悪玉コレステロールに変化させます。
      悪玉コレステロールは、血管の壁に入り込み、蓄積すると、血管の壁がどんどん分厚くなり、弾力性がなくなります。
      次第にコブが出来、血管の内側が狭くなり、血液が流れにくくなってしまいます。
      同時にニコチンが、副腎を刺激し、血液凝固を起こしやすくさせるので、喫煙者の血管は血液が通りにくくなり、酸素や栄養が細胞に行き届かなくなります。
      動脈硬化が起こると、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)、脳卒中(脳梗塞、脳出血)などの重大病へのリスクが一気に高まります。

      因みに、喫煙者は、タバコを吸わない人に比べ、動脈硬化へのリスクが約5倍以上高いという研究もあります。

    • 腎臓病への影響
    • 体内にニコチンが入ると、毒を無毒化して体外に出そうという働きが起こります。その働きをするのが腎臓です。
      ニコチンは体内に入ると瞬時に全身に回ってしまうため、腎臓は云わば全速力でフル活動を始めます。(これは、腎臓の負担もハンパなさそうですよね…)
      こんなに腎臓が頑張って無毒化活動に励んでも、毒性の低い「コチニン」とい物質に変えられるのは、入ってきたニコチンの8割程度と云われています。約2割のニコチンは体内に残ってしまうのです。禁煙を開始しても、体内からニコチンが抜けるのに時間がかかるのは、これが原因です。

      何気ない1本の喫煙が、腎臓には多大な負担がかかり、さらに酷使していけば、腎臓病の原因にもなります。
      腎臓病を悪化させると、腎不全にもつながります。

    • 副流煙からの影響
    • たばこの先から出る煙、すなわち「副流煙」には自分が吸い込む煙の2.8倍のニコチンが含まれていると云われます。
      ということは、単純に考えて自分が吸っている際に周りにいる、家族や友人などに、これまでにあげたニコチンへの影響が2.8倍もになって襲い掛かっていることになります。
      副流煙と家族

      ニコチン中毒と依存症とは?

      ニコチンは、体内に入ると、短い時間で吸収されます。
      初めてタバコを吸った時や、禁煙していて久しぶりにタバコを吸ったとき、目まいのようなクラクラした感覚や、気分が悪くなったり、鼓動が早くなり、冷や汗をかいたりしたことはないでしょうか。
      これはニコチンによる急性中毒症状です。

      体内にニコチンが切れると、イライラ、集中力低下、無気力感を感じ、ニコチンを体内に入れたいという欲求が激しくなり、ニコチン中毒に陥ります。

      口から体内に入ったニコチンは、口から下の臓器だけでなく、すぐに脳にまで到達します。
      脳内にある「快い」「気持ち良い」「楽しい」といった快楽を感じる部分を刺激します。
      タバコを吸い、ニコチンによる快楽を覚えた脳は、その快楽を求めてまたタバコが吸いたくなります。
      その、タバコによるニコチンがもたらす快楽が得られないと、イライラしたり、集中力が続かなくなったりと、次第に二コチンへの依存が始まります。

    ニコチンの離脱時の禁断症状について

    喫煙を続けることで、体内にニコチンがなくなったときに「離脱症状」と呼ばれる、禁断症状が起こります。
    離脱症状と期間・対策には、個人差もありますが、以下のようなことがあげられます。

        

    • 頭痛・めまい 禁煙後1~2日 対策:姿勢を変えたりなどしてゆっくりと改善されます。
    • タバコが欲しくなる 禁煙後2~3日(ピーク) 対策:2、3日がピーク3週間ほどでほとんどなくなります。
    • 眠気・不眠 禁煙から7日以内 対策:眠気を感じなくなるまで思い切って眠るってみましょう。あまりにも症状がひどいようなら専門医にご相談ください。
    • 便秘 禁煙後1〜3週間 対策:水を多めに飲む。繊維質の多い食事を摂る。
    • イライラ感 禁煙後1〜2週間 対策:深呼吸などをして、タバコではないリラックスを考えましょう
    • 性格の変化 禁煙後2〜3週間 対策:怒りっぽくなるので注意しましょう。
    • 集中力の低下 禁煙後2〜3週間 対策:3週間はあまり無理をしない。
    • 疲れやすい 禁煙後2〜3週間 対策:体を動かして睡眠を十分にとる。
    • 食欲の増加 禁煙後数週間 対策:先に野菜類を多めに摂り、食べ過ぎを防ぐ。

    ニコチンを腎臓が毒性の低い物質に換え、体外に出し切ると、心身ともにだいぶ楽になるので、数週間頑張りましょう。

    タバコとニコチンのまとめ

        

    • ニコチンは神経系に影響を及ぼし、中毒性も高い物質。
    • タバコ1本当たり0.1~2.3mg程度のニコチンが含まれる。
    • ニコチンは体内に入ると、血管、腎臓、脳への影響が大きい。
    • ニコチンには、依存性があるため、禁煙を始めると、ニコチンへの欲求から、強い中毒症状が現れる。
    • 禁煙を始めると、体内からニコチンが抜ける数週間、「離脱症状」と呼ばれる、禁断症状が起こる。

    タバコには、ニコチンの他にも、「タール」「一酸化炭素」「ベンゼン」などの有害物質が含まれます。
    なかでもニコチンは、タバコがやめられない依存性を強く持つ物質です。
    ひと時の快楽の為の喫煙が、自分だけでなく、大切なひとの健康も蝕んでいっています。
    一言に禁煙といっても、なかなか難しいかと思いますが、何故禁煙が難しいのか、ニコチン依存の仕組みを理解いただければ、禁煙への向き合い方も変わるかもしれません。

  2. 2年禁煙できると肌質や髪の変化が凄いらしい

    頭で分かっていても実行に移すのは、なかなか難しいことなんて世の中沢山ありますよね。
    例えば、“たばこ”とか!

    「『禁煙』すれば、健康にはいいんだろうな」
    なんて、誰でも分かっていること。
    でも、なかなか実行できない!始めてもどうしても挫折してしまう!

    一言に「健康に良い」と言っても、人によって禁煙の効果が現れるまでの期間は、1日の喫煙本数や、年数によって個人差が、かなりあるそうです。

    個人差はありますが、禁煙による体内の変化は3日もすれば誰もが実感できる変化が訪れるそうですよ!

    禁煙の効果で変化することは?

    よく聞くのは、「喉のイガイガが消えた」「ご飯やお酒が美味しくなった!」「寝起きがよくなった!」という話。

    それから「肌荒れが無くなった」「化粧のノリが違う」「髪にツヤ・コシが戻った」という女性には、特に嬉しい変化が訪れます。

    禁煙による体内の変化は、

      3日以内

    • 血行、呼吸器系の改善
    • 肺がキレイになり始める
    • 味覚や嗅覚が正常になる
    • 喉のイガイガが消え始める


    • 4週間

    • 快適な睡眠
    • 肌質が改善し始める


    • 1ヵ月~2年 

    • 体力の回復
    • 喫煙による病気発症リスクの軽減
    • 髪質が改善


    • 5年~20年以上

    • 肺がんのリスクが非喫煙者と同程度にまで激減。

    と、このように禁煙期間で体内は確実に改善されていきます。

    肌への禁煙効果は?

    肌への禁煙効果

    たばこを吸うと、抹消毛管が細くなり血行が阻害されてしまいます。そのためお肌に栄養が行き届かなくなってしまいます。
    また、たばこが、体内のビタミンCを破壊してしまい、メラニンの生成など抑える機能も低下してしまいます。
    体内の美肌機能が低下してしまうと、いくら、外側から高価な美容液を使っても、期待する効果は得られません。

    禁煙すると、こんなうれしい美肌効果があります!

    • お肌ツルツル&ツヤツヤに!
    •  ビタミンCが正常に働き、肌の弾力を保つコラーゲンの生成を助けるので、お肌がツルツル&ツヤツヤになります。

    • お肌にハリが戻る!
    •  コラーゲンの生成が活発戻るので、お肌にハリが戻り、「たるみ」や「しわ」が改善されます。

    • くすみ、顔色の改善!
    •  ニコチンによる、毛細血管の収縮からの血行不良が改善されるので、お顔のくすみはもちろん、唇の茶色いくすみも改善が期待できます。

    • 毛穴引き締め
    •  毛穴が広がるのは、過剰に分泌されるた皮脂が毛穴に詰まっているから。
       皮脂の過剰分泌の原因の一つは、ホルモンバランスの崩壊です。
       たばこは体のホルモンバランスを崩す悪い働きもあるので、禁煙することで、ホルモンバランスの正常化が期待でき、毛穴の引き締め効果にもつながる考えられます。

    • 肌老化を減少
    •  ビタミンCには活性酸素を抑える抗酸化作用があります。たばこによって壊されていたビタミンCが、禁煙によって体内にめぐることで抗酸化作用が働き、肌の老化スピードが通常に戻ります。

    脳への禁煙効果は?

    たばこのニコチンが、血管を収縮させることで血の巡りを悪くさせます。
    という事は、脳にも新鮮な血液が充分に回りにくくなっているので、喫煙によって記憶力が低下すると言われています。
    禁煙することで収縮していた血管は徐々に元に戻り、滞っていた血液もきちんと流れるようになり、
    脳細胞は3週間で入れ替わると云われているので、3週間の禁煙から記憶力も戻ってくるでしょう。

    髪の毛への禁煙効果は?

    髪の毛への禁煙効果

    禁煙すると、「抜け毛が減る」と云われています。

    それは、髪の毛には『ケラチン』というタンパク質が含まれているのですが、『ケラチン』というタンパク質の「メチオニン」と言うアミノ酸が、喫煙によって大量に消費されてしまいます。
    「メチオニン」が少なくなると、髪は栄養不足になってしまい、髪の毛が抜けやすくなったり、細くなったり、新たに生えにくくなってしまいます。
    その為、禁煙することで髪のアミノ酸が保たれ、健康な状態のもどると云われています。

    禁煙したら太るは本当か?

    禁煙すると、太る?!という話をよく耳にしますが、それには、以下のような原因が考えられます。

    • ニコチンによる食欲減退作用がなくなる
    • 味覚が正常になる
    • 嗅覚が戻り、匂いから食欲がかき立てられる
    • ニコチンによる基礎代謝刺激がなくなる
    • 口寂しい事から間食が増える
    • 胃腸の血流が正常化し、活発に活動しはじめ、消化促進が起こる

    これは、太りやすくなっているのではなく、身体が正常に戻ろうとしている証拠です。
    禁煙当初は、ついつい食べ過ぎてしまうかもしれないので、カロリーの少ないものを選び、禁煙以外のストレスを軽減させ、慣れてきたら、正常の量とカロリーに調整していくと良いでしょう。

    禁煙効果のまとめ

    こうして見てみると、私たちは、喫煙をすることで、ストレス解消を手に入れる代わりに、正常に機能していたものを沢山手放していたことが分かりますね。

    • 禁煙は、はじめて3日から効果が実感できる!
    • ビタミンCが正常にめぐり、美肌に戻る!
    • 禁煙で、脳への血流が改善され、記憶力が戻る!
    • 抜け毛が減る!
    • 食欲や、味覚、嗅覚が正常に戻る!

    禁煙を考えている方も、禁煙真っ只中の方も、禁煙することによって訪れる良い変化のタイミングや現れ方を知っておけば、変化を実感した際に禁煙に対するモチベーションがグッと上がるので、禁煙成功の重要なポイントでもあります!
    頑張りましょう!

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