発がん性物質

  1. 旦那に禁煙させる10の方法

    旦那・夫のタバコをやめさせる10個の方法

    「夫のタバコを止めさせたい」その悩みは国家レベルに深刻化!

    旦那様の喫煙で悩んでいる奥様は、結構多いようです。

    先日、国会でも『受動喫煙防止法』について話題になりましたね。
    吸い口のフィルターによって、ある程度有害物質の摂取がカットされる喫煙者に比べ、副流煙を吸ってしまう、周りの人の方が被害が大きいとも云われています。

    旦那さんの喫煙によって、夫婦で頭痛に悩まされているという話も耳にします。
    皆さんも、タバコの煙を吸うと、頭痛がするという事はありませんか?
    それは、タバコに含まれる有害物質による、アレルギー反応や、血管収縮作用、自律神経の乱れによって、頭痛が起こるそうです。

    更に、『三次喫煙』という言葉をご存知ですか?
    室内でタバコを吸うと、タバコの煙が壁や家具、カーテン等に付着します。その家具などに手で触れた際に、タバコに含まれる発がん性物質が、知らないうちに手を介して体内に入り込んでしまう現象を『三次喫煙』と言います。
    『三次喫煙』の有害物質には、発がん性物質の「ニトロソアミン類」も含まれています。
    『三次喫煙』の被害として、乳幼児が最も危険性が高いといわれています。
    乳幼児は、手にするものを口に入れてしまう事が多い事や、呼吸速度も早く有害物質を多く体内に取り込んでしまいます。また、鼻や気管、肺などの粘膜が敏感な為、タバコの煙の中の微粒子や化学物質で粘膜に傷が付きやすいので、ぜん息などの慢性疾患の原因にもなります。
    ホテルなど、不特定多数が使用する施設でも、知らずに『三次喫煙』の被害を受けている可能性があります。

    些細な事に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その悩みレベル、危険レベルは、深刻なものがありますね。

    医療の進歩もあり、私たちの寿命は年々伸びています。
    病気によって苦痛に過ごすよりも、夫婦で健康に長生きする未来を考えてみませんか?

    禁煙できない原因「ニコチン依存症」

    旦那に禁煙させる10の方法2
    『タバコは百害あって一利なし』という言葉や、タバコの害については以前から学校教育でも、徹底されており、タバコ=健康に良くないというのは、誰しも分かっている事。

    事実、禁煙を考えたきっかけは?というある調査によると1位が「健康を考えて」2位が「体調を崩して」と、自分の健康不安によるものが68%とトップを占めています。
    分かっているのに、止められない。
    家族の前で禁煙宣言をしたのに、実は隠れて吸っていた。。。等、喫煙者にとって禁煙は、とても難しいものなんです。

    夫のタバコを止めさせたい奥様のみなさん、『ニコチン依存症』という言葉を聞いたことはありませんか?これが旦那様が禁煙を挫折する原因なんです。

    「依存症」といえば、何を思い浮かべますか?
    薬物依存症?アルコール依存症?ギャンブル依存症?お買い物依存症?現代の世の中には、様々な依存症で深刻に悩んでいる方が大勢います。私の周りには関係ない話だわと思ってしまうかもしれませんが、タバコによる『ニコチン依存症』もそんな依存症の一つなんです。

    タバコには麻薬以上の依存性があると云われています。禁煙を始めても、1年後まで禁煙できている人は僅か7%しかいないそうです。

    最早、『ニコチン依存症』は、列記とした病気なんです。
    「旦那が口だけでちっともタバコを止めてくれない!」という奥様の気持ちもわかります。ですが、もしかしたら、その横で旦那様は、止めたいのに止められない自分に憤りを感じ、家族に迷惑をかけていることに密かに悩んでいる可能性もあります。

    『ニコチン依存症』の多くは、
    禁煙宣言⇒挫折⇒自己嫌悪 ⇒気を取り直して禁煙宣言⇒挫折⇒自己嫌悪⇒ ...
    という魔のループを繰り返します。

    この魔のループ、何かに似ていませんか?
    そう!『ダイエット』です!
    女性なら、今日からダイエット! これ食べたらダイエット! 明日からダイエット! 1キロ減ったご褒美!...
    こんな感じで、ダイエットで同じような現象を経験し、自己嫌悪に陥った事はありませんか?

    ニコチン依存症は、麻薬以上の依存性という強敵です!
    この魔のループを抜け出すのは、ダイエットの何倍も難しいのです。

    「止めると言ってやめられない」これは、意思が弱いとか、家族・夫婦との約束を軽んじている訳では決してないことを、奥様やパートナー、周りのご家族が理解してあげる事から禁煙の一歩を一緒にスタートさせてください。

    解決策1:”一緒に”頑張る

    禁煙には、家族やパートナーの協力が不可欠です。
    「禁煙できるかは自分の問題でしょ!」と切り分けて終わりにせず、良い禁煙情報などがあれば共有したり、食事の締めのタバコの時間を、ふたりのコーヒータイムなどに変更して、会話やスキンシップを多めにして、「禁煙タイム=二人が一緒にいる時間」にして、禁煙が、タバコを我慢している苦痛な時間というイメージから、楽しいイベントタイム!というように、すり替えてしまいましょう!

    その時、会話に「今まで、食後にこんなにゆっくり話せる時間なかったね」なんて言葉も入れたりしながら、禁煙が夫婦円満の副産物をもたらすかもしれません。

    解決策2:禁煙のきっかけ作り

    女性の喫煙者が、禁煙を始めたきっかけでよく聞くのが『妊娠』。
    女性には、妊娠のような、絶対に禁煙しないといけない事が起こる可能性があり、また、その先に大きな喜びに繋がっているので、気持ちも禁煙モードに入りやすいという事もあります。

    旦那さんにも奥さんの妊娠をきっかけに禁煙してほしいという声も多く聞きますが、やはり他の禁煙方と同様挫折してしまったというパターンも多いようです。
    母性と父性の芽生えのように、実際に身籠る女性に比べ、男性にとっては奥さんの妊娠きっかけ⇒禁煙という意識が女性に比べると低いのかもしれませんね。

    ニコチンが体内から抜けるのは、3日間と言われています。
    ご家庭をお持ちの年配の方なら、孫を3日間預かったり、娘の里帰り出産をきっかけにするなど
    少し荒療治になりますが、3日間タバコを吸えない環境を作るのも、良いきっかけ作りの一つです。

    解決策3:喫煙で完結させる習慣を変える

    喫煙者の多くは、楽しい事、好きな事、幸せ、喜びを感じるものと喫煙をセットで行っている事があります。
    例えば、美味しいものを食べた後に一服、好きな音楽を聴きながら一服、気の置けない仲間と語らいながら一服等、本当ならそれだけで充分幸せなはずなのに、その時に『タバコを吸うことで喜びが完成する!』という事に脳が錯覚してしまっています。
    それがエスカレートすると、喫煙=喜び という事になってしまうのです。
    喜びの完結をタバコではなく、他の好きなものに置き換えてみるのも一つの手段です。
    例えば、コーヒーが好きなら、美味しい食事の後は、お気に入りのコーヒーを1杯飲むなど。
    旦那様が好きなことを一緒に考えてあげましょう。

    解決策4:”薀蓄(うんちく)”の詰まったモノを用意する

    一般的に男性は、「モノ」へのこだわりや、うんちくが大好きだという心理をうまく利用しましょう。
    たばこが止められないメカニズムにを一緒に理解したり、それに着目した禁煙アイテムや、少量しか入らないシガレットケースなどを一緒に買いに行ってプレゼントするのも良いでしょう。

    解決策5:目標と達成率を明確に提示する

    仕事のプロジェクトのように、いつまでに禁煙成功!から逆算し、来週は何本減らすなどの明確な「目標」を作り、それを達成できたかどうか振り返ることができるようにし、禁煙をゲームに錯覚させ、モチベーションを高めるましょう。

    解決策6:タバコ臭い口でのキス禁止!

    毎朝、出掛けに『いってらっしゃいのキス』をするご夫婦も多いかと思いますが、その際にタバコ臭い口はイヤと拒否ってみましょう。

    そして、嫌悪感を出すのではなく、ここはマジ顔でひとつ真剣に、女性全員がタバコ臭い息や、洋服を嫌う説明してあげましょう。
    男性は誰しも心のどこかで「俺はモテる」という感情を抱えているので、意外にこの手は効き目があります。
    奥様も不倫は困るけど、自分の夫が女性社員から嫌われていては悲しいですよね。

    解決策7:タバコを我慢出来たら、うんと感謝する

    多くの男性は永遠の少年の心を持ち合わせています。
    大げさなぐらいの感謝が、女性の想像以上に喜んでくれます。

    ポイントは、怖いくらいに感謝の言葉をあげることです。
    1本でも我慢したら、「ありがとう」と感謝しましょう!

    旦那様が奥様のことを想って禁煙しているかどうかは分かりませんが、ソコはオトナの対応。
    「ありがとう」と感謝を言葉で、声に出して伝えることで、旦那様の良心に訴えかけるのです!

    これで「そうか、禁煙するとこんなに感謝されるのか。頑張るぞ!」となればコチラのものです!

    奥様も大変かと思いますが、頑張ってみましょう。
    「褒めてもらえる」と、人はそれが最大のモチベーションとなります。
    多少大げさに実践してみてください。

    解決策8:タバコを我慢出来たら、とびきりなご褒美を用意する

    同じく、永遠の少年の心に訴えかける作戦第2弾。
    タバコを我慢できたら、普通では考えられないご褒美を与えましょう。

    1本でも我慢したら、その日はご馳走を出してあげましょう。

    普段の喫煙量にもよりますが、1日1箱約500円のタバコを吸っていたなら、3か月(92日)で46,000円。
    これをご褒美に当てましょう。

    大丈夫、
    のちのちの喫煙による健康被害による、重大病発病による治療費も換算すれば、安いものです。。。
    『ご褒美は旦那の為ならず』です!(意味:ご褒美を旦那に与えることは、まわりまわって、自分のためになるという意。)

    解決策9:タバコの代替品を用意する

    禁煙を始めると、みなさん口にするのが『口さびしい』の一言。
    口寂しさを理由に吸ってしまう前に、タバコの代替えになるものを、旦那さんと一緒に、事前にいくつか用意しておきましょう。
    電子タバコ、飴なども良いでしょう。
    また、代替えに適している条件は

    • 固体より液体のもの
    • 薄味のもの
    • 気軽にとれるもの

    ミネラルウォーターや、炭酸水は、身体の中が浄化されている感覚に陥るようで、お勧めです!
    また、禁煙用に作られたガムやお茶もあるそうです。

    解決策10:ザ・荒療治!タバコを片っ端から捨てる

    とてもスパルタなやり方ですが、禁煙を決めたら、その場で途中のタバコの箱を捨てましょう。
    買ってきたのを確認したら、即座に取り上げて捨てます。

    この荒療治の最大のポイントは『愛を以って行うこと!!』

    喧嘩は避けて通れないかもしれません。
    ですが、あなたが愛を持って接し、愛を持って実行すれば、この行為で夫婦感に大きな亀裂が生じることは無いと思います。
    亀裂が入ったのなら二人の関係に愛が足りなかったのでしょう。
    タバコが原因で離婚する方もいらっしゃるのも事実です。
    逆に言えば、これで二人の関係を確かめる手段にもなるかもしれません。成功すれば二人の仲はよりいっそう深まります。

    お互い愛し合っているという自信があるご夫婦は、是非、この荒療治をお試しください。

    まとめ

    旦那様の喫煙に悩んでいる世の奥様は多く、それはもはや国家レベルであり、乳幼児を抱えたご家庭では、高い危険性も伴っています。

    禁煙に挫折する最大の要因は、麻薬よりも依存性の高い「ニコチン」によるものです。
    「ニコチン依存症」は最早、病気の一つと理解し、パートナーや家族が一緒に禁煙していく心構えが、禁煙成功の第一歩です。

    禁煙対策法は数多くあります。
    旦那様と一緒に調べて、話し合って、今度こそ禁煙を成功させてあげましょう。

    旦那に禁煙させる10の方法

  2. ニコチン依存症や中毒による健康への影響と禁断症状について

    皆さんは、ニコチンについてどこまでご存知でしょうか。
    「タバコに含まれる有害物質」という認識はあるけれど、一体どのように有害なのかは詳しくは知らないという方も多いかと思います。
    ニコチン=タバコ、タバコ=ニコチンといっても過言ではない認知度のニコチン。
    ニコチンの事を知ることで、タバコについても、なかなか成功できない禁煙の事もわかってくると思います!

    そもそもニコチンとは?

    ニコチンは、タール等と同様、タバコに含まれる有害物質です。
    ニコチンには、タールのように発がん性物質は含まれていませんが、神経系に関する毒性が非常に強い猛毒と云われています。
    ニコチンの毒性は、青酸や害虫駆除に使われる農薬に匹敵するほどともいわれています。
    かつては、ゴキブリやねずみ駆除のための薬として使われていたこともあります。

    ニコチンを摂取し続けると、中枢神経興奮や、抑制作用、血管収縮、心拍数増加などを招く作用があると、云われています。
    心拍数が多くなったり、血圧が高くなると、動脈硬化のリスクが高まります。

    更に、ニコチンには、「ニコチン中毒」と言う言葉があるように、依存性がとても高く、禁煙が難しい大きな要因は、このニコチンによるものと言って良いでしょう。

    1本のタバコにニコチンはどのくらい含まれている?

    タバコに含まれるニコチン量は、パッケージにも記載されていますが、実はこれは、タバコ1本あたりの「煙」に含まれるニコチン量なんです。

    煙に含まれるニコチン量と、タバコ本体に含まれるニコチン量は異なってくるのですが、煙に含まれるニコチン量は記載されていても、タバコ本体に含まれるニコチン量はあまり公にはされていないのが、現実のようです。

    では、パッケージに記載されている「煙」に含まれるニコチン量を見ていくと、1本当たり0.1~2.3mg程度です。

    因みに、「軽い」と云われるタバコは、タバコのフィルターの違いであり、ニコチン含有量はさほど変わらないそうです。

    ニコチンの身体への影響は?

        

    • 心臓・血管への影響
    • ニコチンには、血管を収縮させる作用があります。血管が収縮することにより、血行不良が起き、更に末梢血管への血流が減少していくこと、血圧が高くなります。
      血圧が高くなると、血管はもちろん、心臓への負担も大きくなります。
      また、血行不良から、体温・新陳代謝の低下が起こります。
      喫煙者の方には冷え性が多いのも、ニコチンによる作用が考えられます。

    • 生理不順・肌荒れへの影響
    • ニコチン摂取を続けると、女性ホルモンの分泌を低下してきます。
      過度なニコチン摂取は、生理不順だけでなく、月経が始まる1~2週間ぐらい前からイライラ、腹痛、眠気、頭痛などの様々な症状を引き起こすPMS(月経前症候群)等を引き起こす事もあります。
      生理不順や女性ホルモン分泌の低下が悪化すれば、不妊の原因にも繋がります。

      また、血行や新陳代謝が悪くなることで、身体に栄養や酸素が十分に運ばれなくなり、肌のターンオーバーも崩れてきます。
      タバコには、ニコチンの他にも血中の酸素を酸欠状態にさせる一酸化炭素も含まれているので、お肌の修復機能も低下してきます。

      ニコチンの多量摂取は、女性には、辛いリスクを負うことになります。

    • 妊娠中の影響
    • 妊娠中の喫煙がいけないのは、もはや人としての常識かもしれません。
      では、具体的にどのような悪影響が考えられるのでしょうか。
      ニコチンは、水溶性の為、お母さんが吸ったタバコの中のニコチンが、血液を通り、お腹の赤ちゃんにまで届けられてしまいます。
      前述で述べてきた、劇薬や、農薬並みの猛毒が、まだ形成途中の何の免疫もない赤ちゃんを襲うのです。

      また、出産後もお母さんがニコチンを摂取すると、母乳を介して赤ちゃんがニコチンを摂取してしまいます。
      ニコチン量の多い母乳を与えらた赤ちゃんは、成長の遅れなどが起こると云われています。

    • 動脈硬化から重大病への影響
    • 動脈硬化とは、本来ゴムのような弾力のある健康な血管が、硬くもろくなることです。
      ニコチンは、血液中のコレステロールを酸化させ、善玉コレステロールを悪玉コレステロールに変化させます。
      悪玉コレステロールは、血管の壁に入り込み、蓄積すると、血管の壁がどんどん分厚くなり、弾力性がなくなります。
      次第にコブが出来、血管の内側が狭くなり、血液が流れにくくなってしまいます。
      同時にニコチンが、副腎を刺激し、血液凝固を起こしやすくさせるので、喫煙者の血管は血液が通りにくくなり、酸素や栄養が細胞に行き届かなくなります。
      動脈硬化が起こると、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)、脳卒中(脳梗塞、脳出血)などの重大病へのリスクが一気に高まります。

      因みに、喫煙者は、タバコを吸わない人に比べ、動脈硬化へのリスクが約5倍以上高いという研究もあります。

    • 腎臓病への影響
    • 体内にニコチンが入ると、毒を無毒化して体外に出そうという働きが起こります。その働きをするのが腎臓です。
      ニコチンは体内に入ると瞬時に全身に回ってしまうため、腎臓は云わば全速力でフル活動を始めます。(これは、腎臓の負担もハンパなさそうですよね…)
      こんなに腎臓が頑張って無毒化活動に励んでも、毒性の低い「コチニン」とい物質に変えられるのは、入ってきたニコチンの8割程度と云われています。約2割のニコチンは体内に残ってしまうのです。禁煙を開始しても、体内からニコチンが抜けるのに時間がかかるのは、これが原因です。

      何気ない1本の喫煙が、腎臓には多大な負担がかかり、さらに酷使していけば、腎臓病の原因にもなります。
      腎臓病を悪化させると、腎不全にもつながります。

    • 副流煙からの影響
    • たばこの先から出る煙、すなわち「副流煙」には自分が吸い込む煙の2.8倍のニコチンが含まれていると云われます。
      ということは、単純に考えて自分が吸っている際に周りにいる、家族や友人などに、これまでにあげたニコチンへの影響が2.8倍もになって襲い掛かっていることになります。
      副流煙と家族

      ニコチン中毒と依存症とは?

      ニコチンは、体内に入ると、短い時間で吸収されます。
      初めてタバコを吸った時や、禁煙していて久しぶりにタバコを吸ったとき、目まいのようなクラクラした感覚や、気分が悪くなったり、鼓動が早くなり、冷や汗をかいたりしたことはないでしょうか。
      これはニコチンによる急性中毒症状です。

      体内にニコチンが切れると、イライラ、集中力低下、無気力感を感じ、ニコチンを体内に入れたいという欲求が激しくなり、ニコチン中毒に陥ります。

      口から体内に入ったニコチンは、口から下の臓器だけでなく、すぐに脳にまで到達します。
      脳内にある「快い」「気持ち良い」「楽しい」といった快楽を感じる部分を刺激します。
      タバコを吸い、ニコチンによる快楽を覚えた脳は、その快楽を求めてまたタバコが吸いたくなります。
      その、タバコによるニコチンがもたらす快楽が得られないと、イライラしたり、集中力が続かなくなったりと、次第に二コチンへの依存が始まります。

    ニコチンの離脱時の禁断症状について

    喫煙を続けることで、体内にニコチンがなくなったときに「離脱症状」と呼ばれる、禁断症状が起こります。
    離脱症状と期間・対策には、個人差もありますが、以下のようなことがあげられます。

        

    • 頭痛・めまい 禁煙後1~2日 対策:姿勢を変えたりなどしてゆっくりと改善されます。
    • タバコが欲しくなる 禁煙後2~3日(ピーク) 対策:2、3日がピーク3週間ほどでほとんどなくなります。
    • 眠気・不眠 禁煙から7日以内 対策:眠気を感じなくなるまで思い切って眠るってみましょう。あまりにも症状がひどいようなら専門医にご相談ください。
    • 便秘 禁煙後1〜3週間 対策:水を多めに飲む。繊維質の多い食事を摂る。
    • イライラ感 禁煙後1〜2週間 対策:深呼吸などをして、タバコではないリラックスを考えましょう
    • 性格の変化 禁煙後2〜3週間 対策:怒りっぽくなるので注意しましょう。
    • 集中力の低下 禁煙後2〜3週間 対策:3週間はあまり無理をしない。
    • 疲れやすい 禁煙後2〜3週間 対策:体を動かして睡眠を十分にとる。
    • 食欲の増加 禁煙後数週間 対策:先に野菜類を多めに摂り、食べ過ぎを防ぐ。

    ニコチンを腎臓が毒性の低い物質に換え、体外に出し切ると、心身ともにだいぶ楽になるので、数週間頑張りましょう。

    タバコとニコチンのまとめ

        

    • ニコチンは神経系に影響を及ぼし、中毒性も高い物質。
    • タバコ1本当たり0.1~2.3mg程度のニコチンが含まれる。
    • ニコチンは体内に入ると、血管、腎臓、脳への影響が大きい。
    • ニコチンには、依存性があるため、禁煙を始めると、ニコチンへの欲求から、強い中毒症状が現れる。
    • 禁煙を始めると、体内からニコチンが抜ける数週間、「離脱症状」と呼ばれる、禁断症状が起こる。

    タバコには、ニコチンの他にも、「タール」「一酸化炭素」「ベンゼン」などの有害物質が含まれます。
    なかでもニコチンは、タバコがやめられない依存性を強く持つ物質です。
    ひと時の快楽の為の喫煙が、自分だけでなく、大切なひとの健康も蝕んでいっています。
    一言に禁煙といっても、なかなか難しいかと思いますが、何故禁煙が難しいのか、ニコチン依存の仕組みを理解いただければ、禁煙への向き合い方も変わるかもしれません。

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